社会保険担当者の車ブログ

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マツダのリコールについて

私が現在所有しているマツダCX-5はスタイリッシュなデザインと、運転する喜びを感じさせてくれる自動車です。

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以前所有していたトヨタヴァンガードと比べると満足感はかなり高く、全ての顧客のニーズを拾える車種を展開するトヨタとは対照的に、マツダは、マツダの理念を理解してくれる顧客だけをターゲットにしている、いわゆる「選択と集中」という割り切った方向性(ミニバンからの撤退など)でニッチなブランドイメージ。

 

しかし、そんな魅力ある自動車メーカーのマツダはリコールが多いことでも有名です。

 

私はリコールに対して、メーカー側がきちんと対応すれば、問題ないと思いますが、リコールが多いとマツダのブランドイメージと共に、自車のCX-5に対する評価も低くなるのがとても残念。

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ヴァンガードを所有していた4年間にも確かにリコールはありましたが、1回のみで自動車が行動不能になったりする様な致命的なものではありませんでした。

また、トヨタはリコールに対する対応も早く、ユーザーからの発見よりも社内でリコールを予見する力があるため、信頼性はかなりの高さ。

 

そして、今回マツダが11月8日に届け出たリコールは

アクセラアテンザCX-5CX-8の4車種で23万台の大規模リコールです。

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マツダのHPから引用

 

「エンジンの吸気側バルブスプリングにおいて、スプリング荷重の設定が不適切なため、吸気バルブの閉じ力が弱く、吸気バルブとバルブシート間に挟まる煤を押し潰すことができず、圧縮不良となることがあります。そのため、エンジン回転が不安定になり、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがあります。」

 

エンジン停止に至るほどのリコールで、自動車としては致命的。

マツダはエンジン関係のリコールが多い印象で、マツダを購入しようとした際にも、「マツダ地獄」に並んで「故障が多い」という声をよく聞いたので、世間のイメージでは未だにこの2つが払拭されていない模様。

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さらにマツダの場合、対応できる販売店の数が少なく、今回の大規模リコールの対策品交換は年式の古い車から対応するため、私のCX-5(KF)の場合2019年8月以降に交換とのこと。

エンジンのバルブスプリングを交換するとなると、時間とコスト(マツダにとって)もかかるため年式によっては1年待たされる可能性も。

 

ただ、リコールが多いからといって、この車を買ったことに後悔はなく、

そもそも、マツダディーゼルエンジンは煤問題が解決されない(今回のリコールについても)未完成のエンジンだと私は思っていて、それを承知で購入(煤問題を上回る魅力がある車)しているのでリコールについては、その場その場で、対応すれば問題ないと考えます。

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耐久性が高いトヨタではなくマツダを選んでいる時点で、長く同じ車を所有するということよりも、運転の楽しさ、この車を所有することで、今この瞬間の自分の生活向上を目指したいと考えるユーザーがマツダを選択していると感じるので、リコールが多いことがマツダを選択する顧客の低下に繋がることはないと思います。(そもそも耐久性、利便性重視のユーザーはマツダを選ばない)

確かに周りの目が気になるのは間違いないので、リコールは少ない方がいいのですが、マツダのリコールは無くなることはないので、

車の欠陥に対してはあまり気にしていないのが現状です。